奈良東大寺二月堂修二会
奈良東大寺二月堂の修二会は、天平勝宝4年(752年)、東大寺開山良弁(ろうべん)僧正の高弟和尚実忠和尚によって始められたと言われております。以来現在に至るまで一度も途絶えることなく続けられ、平成22年(2010年)には1,259回を数えました。修二会の法要は十一面悔過(じゅういちめんけか)と呼び、十一面観音菩薩を本尊とし、「天下泰平」「五穀豊穣」「万民快楽」を練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶が二月堂において行う本行の事です。今回で4回目の参拝と成りましたが行く度に心を洗われる素晴らしい行事です。この画像の花は良弁椿と言い、奈良の銘菓や「さだまさし」の修二会の歌詞にも歌われた良弁椿です。葉や花弁の形が一般的な椿と異なります。
またこの修二会について、3月22日(月)23:10よりNHK衛星ハイビィジョンで放送予定です。
NHKの放送、深夜2時間しっかり観てしまいました。いやー感激致しました。(追記)